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ガイドレビュー

「若返る」のではなくエイジマネージメントを目指せ
「若返る」のではなくエイジマネージメントを目指せ - 辻直樹

皆さんは、自身の老化スピードが「正常な老化スピードである」と思いますか?
老化は万人に訪れる現象ではありますが、そのスピードは千差万別です。

「齢をとるということはどういうことなのか?」
「正常な老化というものは?」
「人は本当の意味で若返ることができるのか?」

これを考えると、このような疑問が・・・
「最も理想的な加齢変化モデルとは?」
人は、細胞レベルで考えると125歳程度まで生きることができるようです。
そこから考えると、60歳とは『細胞人生の半分』ということになります。
よく『化け物のように若い人(見た目にも、パフォーマンス的にも)』を見かけます(本当にまれにですが)
多くの人が『特別な存在』『別格』と言うでしょう。
しかし、それは本当でしょうか?

逆説的に考えると、細胞学的には『それが正常な老化』ともいえます。
ですから、今現在行われている『若返りと称する治療』は『早期老化病の患者に対する対処療法なのではないか?』という考えになってしまいます。

「若返る」のではなくエイジマネージメントを目指せ - 辻直樹

多くの人が「別格」と考える「正常老化(多くの人が化け物と呼ぶ)の人」はけして「若返りたい」と思っていません。

30歳のイメージ
40歳のイメージ
50歳のイメージ
60歳のイメージ
70歳のイメージ
80歳のイメージ
90歳のイメージ・・・・

これってもしかすると『勝手に思い込んでいるイメージ』なのでしょう。

「正常老化」は、皆さんの想像する以上に「若い」のです。

エイジングをコントロールする場合は「アベレージ:平均」である必要はありません。
「young adult mean: YAM」という考え方があります。これは「若い頃と比べてどうか?」という見方です。
この見方をすると、歳を重ねても「若い頃とあまり変わらない人」と「極端に低下した人」が存在するのです。
若い頃、あまり差がなかった2人が、歳を重ねて「雲泥の差」となるのは、明らかに「老化スピードの差」で「若返った」のではありません。

エイジマネージメントとは『若返る治療を施す必要はない。ただ<早期老化>を完璧に予防すればよい』

皆さん、いかが思いますでしょうか?

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